ステルス B2 GWS製


全備重量140g(注1)の超軽量電動プレーン。無尾翼。胴翼ともに発泡スチロール製で塗装済み半完成機。
OKモデルより販売されている。モータ、プロペラ付きで定価6,980円。
(注1)カタログ値であり、私の場合150gとなった。



テクニカルデータ(筆者作の場合)

全 長 380mm
全 幅 860mm
主翼面積 12.8dm2
全備重量 150g (バッテリーを含む)
R/C装置 送信機 X-3810  受信機 NER-649S
アンプ シュルツ製 slim-18be
サーボ GWS製 NARO HP BB ×2個
バッテリー GWS製7.2V110mAh
充電器 シュルツ製 isl 6-430d
その他 エレボン使用のため、プロポにミキシング機能が無い場合は別途「Vテールミキサー」が必要。


機体の組み立て

翼端は、ねじり下げと下反角がついている。垂直安定板の取り付けは任意と書かれていたが、取り付けた。
ヒンジにはポリエステル粘着テープを使用(翼の上面のみ)。セロハンテープは、水に弱く、経年変化でボロボロになるので使用しないようにしましょう。
内側可動翼と外側可動翼とは3mm幅のプラスチック板で連結、連動する。
キャノピーは、胴体とゴムバンドで結び、ゴムバンドの張力で固定。バッテリー交換はキャノピーをずらして行う。
水性塗料でのタッチアップは止めた方がよい、重くなる。この製品の塗料は、特殊?、アルコールに溶かされず、しかも軽量。



メカの搭載



*バッテリー
GWS製7.2V110mAh。コネクタはBEC。重量は43g

*アンプ
シュルツ製 slim-18beを使用。本体が軽いだけにリード線の重量が気になるので、できる限り短くする。
初フライトには、これより軽量な クラフトるーむ製SF-2を使用したが、2回目で調子が悪くなった。このアンプは、オートカットもブレーキも付いていない。slim-18beと比べ、SF-2を使用した場合、重量は1.5g程軽くなる。
クラフトるーむ製SF-2

*受信機
JR製NER-649S(重量28g)。標準のケースを取り去り、代わりに薄いプラスチック板で作ったケースを使用した結果18gになった。
アンテナは標準のビニール電線(長さ90cm、重さ3g)を切り取り、自作の短縮アンテナ(重さ0.8g)を取り付けた。近距離で飛行さすので、多少の感度低下は問題なし。

*サーボ
GWS製 NARO HP BB(重さ9g)を2個使用。初めて使ったサーボだが、軸のガタがほとんど無い、音はギャーギャーと不愉快、トルクは1.4kg-cm、スピードは0.11秒/60°と超高速だが(?)・・・確かに速い。
GWS製サーボ NARO HP BB(重さ9g)

*モーター
壊れた(ブラシが磨耗)ので分解してみました。
外形12mm*10mm*17mm、回転子の直径8.3mm、巻数100T。



20~30回のフライトで片側のモータが壊れた。
右写真でわかるようにブラシは3本のピンになっている。 上片側のブラシは2/3が焼損している。



フライト インプレッション
1999年1月30日(土)5:00pm
この日の日中は風が強かったが、夕方になって風が穏やかになったので、飛行を試みた。手投げ発進。浮いた。やや機首上げ状態。8の字旋回を数回繰り返し、2分30秒後に着陸。水平飛行するには十分なパワーで、思っていたよりスピードにのる。安定性は良いとは言い難いが、低速でも舵がも良く効くので問題なし。着陸時、パワーを絞ると機首上げ状態となり、失速ぎみとなった。説明書どおりの重心位置だが、やや前にずらした方が良いかもしれない。

1999年2月11日(木)4:00pm
この日は、雨が降ったり止んだりで、風も強くなったり弱まったりの天候であった。ロールに挑戦、ぎこちないが出来た。失速した場合、ピッチングは起こすが、横転はしない。約3分間フルパワーの飛行だったが、オートカットまで至っていなかった。おそらく、中スローをうまく使えば4分以上の飛行が可能だ


ステルスB-2の飛行ビデオ

夕陽を背景に飛ぶステルスB2



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