更新記録
2012/08/31 09:08 apache_conf.zipファイルを更新しました。
2012/08/31 09:08 apache_conf_64bit.zipファイルを更新しました。
2012/08/31 19:40 「◆ httpd.conf の編集について」 を追加しました。
2012/09/01 09:40 「◆ httpd.conf の編集について」 の内容を訂正しました。
2012/09/01 18:30 「◆ 「*.htmlでもPHPが実行できるようにする」 を追加しました。
◆ 作業を行う前に
拡張子を常に表示するように設定します。
コンピューター を開きます。
整理 ▼ ⇒ フォルダーと検索のオプション をクリックします。
表示タブをクリックします。
☑ 登録されている拡張子は表示しない のチェックをとります。
OKをクリックします。
こうしておかないと、php.ini として保存したつもりが php.ini.txt になっていたりします。
◆ Apache2.2のインストール
1. インストールパッケージをダウンロードします。 保存してください。
httpd-2.2.22-win32-x86-no_ssl.msi (5.41MB) のダウンロード
2. httpd-2.2.22-win32-x86-no_ssl.msi を実行します。
セキュリティの警告が出ると思いますが、実行します。
3. インストーラーが起動します。
Next > をクリックします。
「・I accept ・・・・・・・」を選択し、Next > をクリックします。
Next > をクリックします。
上のように入力します。すべて架空のもので構いません。
既にドメインをお持ちの方は、それを入力してください。
空欄だと先に進まないので、何か入力しておきます。
インストール完了後、httpd.confファイルを編集することで変更できます。
Next > をクリックします。
Typicalを選択し、Next > をクリックします。
インストール先を確認(覚えておいて、 Next > をクリックします。
Install をクリックします。
警告が出ると思いますが、継続してください。
インストールが進行中です。 しばらく待ちます。
Finish をクリックします。
これで、Apacheのインストールは完了しました。
タスクバーにアイコンが表示されています。 アイコンをクリックします。
Apacheは起動されているはずです。
Start・・・起動
Stop・・・停止
Restart・・・再起動 (httpd.confを編集した後は必ず再起動します。)
◆ Apacheが動作していることを確認
ブラウザのアドレス欄に「http://127.0.0.1/」と入力してください。
次のように表示されればOKです。
OKなら、一旦Apacheを停止(Stop)しておきます。
◆ PHP 2.2 のインストール
1. 次の圧縮ファイルをダウンロードします。 インストーラーではありません。 保存してください。
php-5.4.6-Win32-VC9-x86.zip (14.8MB) のダウンロード
2. php-5.4.6-Win32-VC9-x86.zipファイルを解凍(すべて展開)します。
3. フォルダ名を PHP にリネームします。
4. PHPフォルダまるごと、C:ドライブ直下にコピー(または移動)します。
5. php.ini-production ファイルを php.ini にリネームします。
リネームしようとすると警告が出ますが、「はい」で、続行してください。
php.ini-production と php.ini-development と2つありますますが、
2つの違いは実行時のエラーなどのメッセージを表示するか、しないかの違いみたいです。
php.ini-production ・・・メッセージを表示しない
php.ini-development ・・・メッセージを表示する
これ以降は32ビット版を対象に書いています。
64ビット版の場合は Program Files を Program Files (x86) と置き換えてください。
◆ Apache設定ファイルの編集
PHPが使えるようにhttpd.confファイル他を編集します。
既に編集済みのファイルを用意しましたのでご利用ください。
1. 設定ファイルをダウンロードする。
WindowsXPやWindows7 32ビット版の場合↓
apache_conf.zipファイルのダウンロード
Windows7 64ビット版の場合↓
apache_conf_64bit.zipファイルをダウンロード
2. apache_conf.zipファイルを解凍(すべて展開)します。
3. 展開した中の confフォルダまるごと
C:/Program Files/Apache Software Foundation/Apache2.2 フォルダー内に
上書きコピーします。
4. Apacheを起動(Start)します。
◆ PHPの動作確認
1. サンプルPHPをダウンロードします。
2. php_sample_01.zipファイルを解凍(すべて展開)します。
3. php_sampleフォルダまるごと
C:/Program Files/Apache Software Foundation/Apache2.2/htdocs フォルダー内にコピーします。
4. ブラウザのアドレス欄に「http://127.0.0.1/php_sample/」と入力します。
次のように表示されるはずです。
ここで、再読み込みを行うと、カウンタの値が+1されればOKです。
< >は全角文字で書かれていますが、実際は半角文字を用います。
◆ htdocsフォルダの場所を変更する。
現在の場所はProgram Filesの中にあり、使いにくいです。
Windows7の場合、保存が制限されることが、しばしばあります。
1. 好きな場所にhtdocsフォルダを作ります。名前はhtdocsでなくても構いません。
2. httpd.conf ファイルを編集します。
32bit版では、C:/Program Files/Apache Software Foundation/Apache2.2/conf 内にあります。
64bit版では、C:/Program Files (x86)/Apache Software Foundation/Apache2.2/conf 内にあります。
httpd.conf ファイルをメモ帳などで編集します。
DocumentRoot で始まる行と<Directory で始まる行の2か所を変更します。
(例-1) D:/htdocs に変更
DocumentRoot "D:/htdocs"
~~~
<Directory "D:/htdocs">
(例-2) Windows7で、ドキュメント内にmysite2を作った場合
標準では、C:/Users/(ユーザー名)/Documents/mysite2 となりますが、
ターゲットフォルダを変更している場合は異なりますので確認してください。
mysite2ファイルを右クリック、プロパティの場所で確認できます。
この場合
DocumentRoot "C:/Users/Masahiro/Documents/mysite2"
~~~
<Directory "C:/Users/Masahiro/Documents/mysite2">
となります。
3. 編集が終わったら、上書き保存します。
4. Apache を再起動(Restart)します。
(注意) Apache を再起動(Restart)する前に、必ずフォルダを作成しておいてください。
◆ php.ini に雛形 php.ini-development を用いた場合
次のような画面になることがあります。
メッセージが表示されるので、プログラム開発時には役に立ちます。
(注意) httpd.conf や php.ini などの設定ファイルを更新した場合、必ずApache を再起動してください。
◆ httpd.conf の編集について
書籍やインターネットなどを参考に、 httpd.conf をいっじって、いろいろな機能を試してみると勉強になります。
しかし、 httpd.conf ファイルは、行数も多く編集が大変です。
自分が変更した場所を見失い、元に戻せなくなることもあるかと思います。
対策の1つは、正常に動作している時の httpd.conf ファイルのコピーを httpd_org.conf などといった別名でバックアップしておくことです。
2つ目は、ファイルを分割することです。
httpd.conf ファイルの中にはコメントされた多くの雛形が用意されています。
自分が試してみたい部分(関係する行のみ)を別ファイルに記入します。
httpd.conf ファイルの末尾にInclude "別ファイル名" と記入しておきます。 " " で囲まなくてもOKでした。
そうすれば、別ファイルを結合させることができます。
(例1) 他のファイルを含めます。
設定内容をメモ帳などで作成し、more_setting.conf という名前で保存します。
Windows7では、保存先をconf フォルダに指定すると拒否されるかもしれません。
その場合は、別の場所に保存しておき、後で移動またはコピーしましょう。
httpd.conf ファイルの末尾に
Include conf/more_setting.conf
と記述します。Apache2.2 の位置からみたパスを指定します。
(例2) フォルダ内の複数のファイルを含めます
conf フォルダ内に more_settings というフォルダを作り、その中にある *.conf という名前のファイルを全て含めることができます。
httpd.conf ファイルの末尾に
Include conf/more_settings/*.conf"
と記述します。
もし、含めたくないファイルが生じたら、
・そのファイルを削除する。
・そのファイルをリネームする。 たとえば、 test.conf ⇒ test.bak
その他に、httpd.conf ファイルの末尾に
Include conf/more_settings/*.conf
と記述せずに、
個別に記述します。
#Include conf/more_settings/alias.conf
Include conf/more_settings/directory.conf
Include conf/more_settings/php.conf
#Include conf/more_settings/test.conf
#Include conf/more_settings/virtual_host.conf
そして、不要な行をコメントにする。
◆ *.htmlでもPHPが実行できるようにする
拡張子が .php ではなく .html の方が何かと便利です。 ホームページビルダーなど使うにも。
サーバーの負荷が増える・・・気にしなくていいでしょう。
httpd.conf
AddType application/x-httpd-php .php の末尾に .html を追加します。
上書き保存します。
Apacheを再起動(Restart)します。
拡張子を .html に変更して、試してみてください。
(Linuxの場合)
ディレクトリ(=フォルダ)ごとに設定ができます。
対象ディレクトリ(通常 public_html)内に .htaccess という名前のファイルを作ります。
ドットファイルとか呼ばれていますが、ドットで始まるファイル名はWindowsでは作成できません。
.htaccess ファイルに
AddType application/x-httpd-php .php .html
と記述すると、そのディレクトリ(下位層を含む)に対し、適用されます。
レンタルサーバーなどで、お試しください。
コメント (4)
なんだかややこしいけど、じっくり構えて時間のある時に
挑戦してみます。
それと、ポート80の追加はどこでするんでしたか?
7ではまったく違いますよね。
頭が固くなってるからできるかなぁ~~
お忙しいのに ご丁寧に作っていただき
感謝です(^^)
投稿者: 洋子 | 2012年09月01日 05:17
日時: 2012年09月01日 05:17
本日の午後に解説しますので、お待ちください。
(概略)
コントロールパネル ⇒ ネットワークと共有センター
または
ドキュメント等を開きます。
「ネットワーク」を右クリック
⇒ アダプター設定の変更
後は、XPと同じです
ローカルエリア接続のプロパティ (TCP/IPv4)を選択し、「プロパティ」をクリック
投稿者: まーぴー | 2012年09月01日 09:19
日時: 2012年09月01日 09:19
じゃぁ~~~~~~~ん!!
出来ました!!
やるまでが説明を読んでて溜息がでましたが
やってみると スイスイとできちゃいました(^^)
ありがとうございます♪
近いうちに 例のブツをお送りします(^^)
ルンルン♪
投稿者: 洋子 | 2012年09月01日 10:17
日時: 2012年09月01日 10:17
それとhtdocsの場所はDドライブを指定し
その中にwwwというフォルダを作りました、
ルンルン♪
投稿者: 洋子 | 2012年09月01日 10:20
日時: 2012年09月01日 10:20