ロッキーⅡ QRP製
1999/10/27

超軽量ハンドランチグライダー。揚力重視の翼型をしている。投げやすいように胴体下部にはフィンガーホールがある。また、ショックコード用フックも装備。キットには、リンケージロッド、アルミ製ロッドジョイント、ラダーホーン、補強用マイクログラス、布ゴムが付属している。


★テクニカルデータ(私の場合)

全 長 850mm
全 幅 1,400mm
主 翼 7.6%厚オリジナル 面積22dm2
全備重量 225g (受信機に0.2mm厚プラスチック自作ケースを使用時)
R/C装置 JR製 送信機 X-3810  受信機 NER-649S
サーボ JR製 NES-371 ×2個
バッテリー JR製 4N120 (4.8V120mAh)
その他 カバーフィルムにはオラカバライトを使用

★機体の組み立て


QRP製の組み立てキットは、カッティング精度が良いので組み立てが楽だ。主翼は2段上反角が付いており、翼端部分は、すでにリブが斜めに整形済み。ほとんど無修正で上反角はピタリ合う。中央のリブはこちらで整形しないといけない。
エレベータはテープヒンジを使用、ラダーはテトラ製フィルムヒンジの幅をを半分にしたものを3箇所使用した。
主翼中央の補強は付属のマイクログラスで行うが、このときFRP樹脂を使うこと。FRP樹脂を使うと透明に仕上がる。
サーボホーンは、丸型のホーンの穴の空いていない部分を使用して作る。0.8mmロッドの径に合わせて、キリで穴をあける。穴の位置は、調整のため、中心より8mmと10mmの2箇所あけた。


スイッチは軽量の物を使用した。バッテリーは4N120(4.8V120mAh、36g)を使用した。写真の受信機は標準のケースのまま(28g)だが、0.2mm厚プラスチック自作ケースを使用した場合、18gとなる。
ラダー
陀角は左右に35度
サーボホーンは中心より10mmの位置
ラダーホーンは内側より2つ目の穴
ロッドチューブはできるだけ長く使用すること
エレベーター
陀角は上下に20度
サーボホーンは中心より10mmの位置
エレベータホーンは内側より3つ目の穴
ロッドチューブはできるだけ長く使用すること



★フライトインプレッション

1999年10月24日(日)
この日は、風速2m/s~4m/s程度の東風であった。土手を利用してのスロープソアリングにチャレンジ。軽く手投げ発進後、土手に平行に8の字旋回を繰り返し、10分以上の長時間フライトができた。時として突風が吹くと操縦困難に陥る。機体がサーマル仕様だからしかたがない。ベストコンディションのときは土手の高さの2倍以上の高度が得られた。



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