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ファームウェアのアップデート方法 ~ PHANTOM3

DJIファントム3のファームウェアのアップデート方法 (2015.06.20更新)

ビデオを作成しました。 (2015.06.20更新)

現在の最新版は
Phantom 3 Professional Firmware v1.2.6   2015-06-15
Phantom 3 Advanced Firmware v1.2.8    2015-06-18


以下は、How_to_Update_Firmware_en.pdf を元に、記述しました。

1) 現在のバージョンを調べる。
  アップデートが必要かどうか?

2) MicroSDカードとUSBメモリ(またはMicroSD⇒USBアダプター)を用意します。
  FAT32またはeFATでフォーマットされたもので、100MB以上の空き容量があるもの。

3) DJIのサイトから最新のファームウェアをダウンロードします。(ZIP圧縮ファイル)

  http://www.dji.com/product/phantom-3/download

4) ダウンロードしたZIPファイルを展開します。

5) *.binファイルのみ、MicroSDカードとUSBメモリ(USBアダプター使用時は不要)とにコピーします。
  注意) 必ずルートディレクトリー(ドライブ直下)にコピーします。 例) H:\

≪機体のアップデート≫

  フライト用バッテリーの残量は50%以上あること。

6) 機体の電源がOFFの状態でMicroSDカードを機体カメラジンバル部位にあるスロットに差し込みます。

7) 機体の電源のみをONします。 このとき、送信機の電源はOFFです。
  自動でアップデートが始まります。 もし、カレントバージョンと同じか古いファームウェアがセットされた場合はアップデートされません。
  アップデート中は機体の電源をOFFにしてはいけません。
  アップデートが完了するまで、約25分かかります。
  ビープ音「ピッ ピッ ピッ ピッ」 ・・・ アップデートの準備中。 音が変わるまで待ちます。
  ビープ音「ピッピッピッピッ  ピッピッピッピッ ・・・・」 ・・・ アップデート中です。 根気強く待ちます。
  ビープ音「ピーー  ピッピッ」 ・・・ アップデートが完了しました。

8) MicroSDカード内にTXTファイルが生成されます。 例) P3X_FW_RESULT_AB.txt
  この内容を見れば、アップデートの結果が分かります。

  例) カレントバージョンが最新のもので、アップデートされなかった場合

========== 2014.01.01 00:00:11 unsynchronized ======
Packet: P3X_FW_V01.01.0009.bin
Result: Abort.
The firmware on the SD card is identical to or older than the current firmware on the aircraft.

アップデートが成功した場合は、 Result: Success と記述されています。

≪送信機のアップデート≫

  送信機のバッテリー残量は50%以上あること。

9) 送信機の電源がOFFの状態で、USBポートにUSBメモリを差し込みます。

10) 送信機の電源をONにします。 60秒後にアップデートが開始されます。
  アップデート中は、送信機の電源をOFFにしてはいけません。
  アップデートが完了するまで、約10分かかります。
  ステータスLEDが青点灯 ・・・ アップデート中
  ステータスLEDが緑点灯 ・・・ アップデートが完了
  ステータスLEDが赤点灯 ・・・ アップデートに失敗。 再度アップデートを行います。

(MicroSDカードのみで行う方法)

機体ジンバルにMicroSDカードを差し込み、ジンバルMicroUSBポートと送信機USBポートとをケーブルで接続します。
送信機 ⇒ 解体の順に電源をONします。
約20秒待ちます。 送信機は自動でアップデートを開始します。
アップデート中は送信機の電源をOFFにしてはいけません。
アップデートが完了すると、送信機は再起動します。
機体 ⇒ 送信機の順に電源をOFFし、USBケーブルをはずします。

≪インテリジェントフライトバッテリーのアップデート≫

これは、機体のファームウェアのアップデートプロセス中にアップグレードされます。
SDカードにアップグレードパッケージファイルを保存しておくことをお勧めします。
アップグレードは、機体の電源を再投入した後に自動的に行われます。

≪注意≫

・ 飛行中に、ファームウェアのアップデートを実行しないでください。 機体が着陸している場合にのみ、ファームウェアのアップデートを行ってください。
・ 機体のファームウェアをアップグレードした後、送信機のファームウェアを更新してください。
・ アップデート後、送信機と機体とがリンクされなくなっていることがあります。 送信機と機体とを再リンクしてください。
・ ジンバルが発する音(ビープ音)に応じて更新結果を確認してください。 アップデート進行中の機体の音やLEDの点滅は正常です。
・ SDカードには、1つだけのファームウェアパッケージファイルがあることを確認してください。
・ 機体と送信機のファームウェア更新に使用されるストレージデバイス(SDカードなど)は、FAT32またはexFATでフォーマットされている必要があります。
・ 複数の送信機を更新するときは、SDカード内に自動生成されたテキストファイル(xxx_GS.TXT)を削除してください。

私がアップデートを行った結果、再IMUキャリブレーションが必要になりました。

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2015年06月19日 20:00に投稿されたエントリーのページです。

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