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ドライブレコーダーのEMI対策(ノイズ対策)

ユピテル製ドライブレコーダーDRY-FH220Mを使っていますが、このドライブレコーダーがテレビに悪影響を及ぼすことが分かりました。
以前まで12セグで見れた場所が1セグになる。
ブロックノイズが多発する。
など、原因究明のため、ドライブレコーダーの電源コネクターを外すと、1セグ⇒12セグになった。
テレビの受信感度を表示するアンテナマークも1本⇒3本に増える。
ドライブレコーダーが出すノイズが原因であることが分かりました。

電源ケーブルがアンテナになっているのでは?
そう思い、EMI対策用フェライトコアを装着しましたが、ほとんど効果なし。

本体から出ているのでは?
中を見てみました。

dry-fh220m_emi_01.jpg

良くシールドされています。
これでは、手のほどこしようがないかな!?

そ~思いながらも、オシロスコープと自作コイルを使って、電磁波が強く発生している点を探ってみました。(写真の赤丸)

dry-fh220m_emi_02.jpg

しかし、これが、UHF帯に影響を及ぼすかどうかは、スペアナを持っていないので分かりません。

ダメもとで、基板全体を簡易シールドしてみました。

dry-fh220m_emi_03.jpg

ダメ元というイメージがあったので、
市販のシールドテープを使わず、露出している基板部分に両面テープ(ポリエステル生地)を貼り、
その上に台所用アルミホイルを貼りました。 基板の側面まで覆います。

(注意)
基板を直接アルミ箔で覆ってはいけません。
両面テープは、接着目的以外に、絶縁目的があります。

結果!!
大きな成果がありました。
まだ、若干の受信感度低下がみられますが、以前と比べると大きく改善されています。

このままでも良いのですが、暇な時に、きちんとしたシールドテープと取り換えようと思っています。
逆に、薄くて柔軟性のあるアルミ箔だからよかったのかもしれませんが・・・


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2015年03月02日 21:49に投稿されたエントリーのページです。

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