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JR DMSS互換 6ch 受信機

HobbyNetから販売されている JR DMSS互換 6ch 受信機です。
価格は、3,000円弱と、非常に安価です。
ただし、テレメトリー(双方向通信)には対応していません。

jr_24rx_compatible_01.jpg


RFトランシーバーICです。

jr_24rx_compatible_02.jpg

CC2520 と書かれています。
これはTexas Instruments(テキサス インスルメンツ、TI)社が開発したIEEE 802.15.4 RF トランシーバICです。

IEEE 802.15.4とは、PAN(Personal Area Network)またはWPANとも呼ばれるIEEEが策定中の短距離無線ネットワーク規格の名称です。

IEEE 802.15.4は、三菱電機など5社が策定した家電向けの無線通信規格のひとつであるZigBee(ジグビー)などに利用されており、低速な反面、低コスト・低消費電力で、高い信頼性とセキュリティを持つことが特徴です。

IEEE 802.15.1を利用したBluetoothやIEEE 802.15.3aを利用したUWBなどと比較した場合、
IEEE 802.15.4は、伝送速度は250Kbpsで、無線LANやBluetoothよりも遅いが、1つのネットワークに多くのデバイスが参加できたり、煩雑な設定なしで機器の追加や削除が行えるアドホックネットワークに対応していたり、低消費電力であるといった利点があります。

ZigBee(ジグビー)とは、家電向けに策定された無線通信規格の名称です。Honeywell、Invensys、三菱電機、Motorola、Philips Electronicsの5社が結成した「ZigBeeアライアンス」によって策定されました。
ZigBeeの技術的使用はBluetoothと同様のものですが、転送速度ではBluetoothが優先し、通信距離ではZigBeeが優先している。
ZigBeeは転送速度が遅くてもかまわない家電の遠隔制御などに用いられることが想定されています。


CPU(マイコン)は型番が消されていて、不明です。


JR DMSS互換)6ch受信機の説明書を見る(またはダウンロードする)

CC2520 第 2 世代 2.4GHz ZigBee/IEEE 802.15.4 RF トランシーバの技術資料(日本語)を見る(またはダウンロードする)


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2012年09月11日 19:18に投稿されたエントリーのページです。

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