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ICON A5 ~ 最終調整

icon-a5_14.jpg


この機体については、次の点の変更・調整をもって終結します。

・ 重心位置の調整
・ 水平尾翼の取付角度の調整
・ 水上機専用とした
・ 防水処理
・ 接着のやり直し


◆ 重心位置の調整

当初、かなりUP側にトリム調整していたので、重心位置を後へ移動させて飛行テストをおこないました。 すると、操縦不能(翼端失速か?)、クリクリ墜落、飛行テストを繰り返した結果

組立説明書どおりの33mmが適当だったことがわかりました。
主翼が前進翼です。重心位置は胴体に最も近いところの主翼前縁から33mmです。

メカの配置を変更しました。

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◆ 水平尾翼の取付角度の調整

真横からよく見ると、水平尾翼の前が上に向いていました(?)。 段差が付いていました。
水平尾翼は垂直尾翼にはめ込むようになっていて、はめ込んだ状態で前後左右には動きません。
トリムUPの改善にもつながると思い、
水平尾翼を取り外し、垂直尾翼上部を少し削り、前側の段差が無くなるように調整しました。

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◆ 水上機専用とした

前車輪の付け根から浸水するので、前車輪の部品を全て取り去り、バスコークで埋めました。

不要になったパーツ

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◆ 防水処理

ほとんど工場組み立て済みなのですが、接着部から浸水しました。 接着部をナイフで広げるようにしながら、ボンドを詰め込みました。
特に、機首部分から水が入りやすいので、防水を強化する必要があります。

icon-a5_19.jpg

また、ベニヤ板に防水処理を施しました。 適当な塗料が無かったので、エポキシ接着剤を薄く塗布しました。


◆ 接着のやり直し

水平尾翼を取り外す際に気が付きました。
エポキシ接着剤で接着しているにもかかわらず、少しの力できれいに剥離しました。付着している接着剤もフィルム状態で剥離しました。
サイドフロートも同様でした。

そこで、サンドペーパー#100で接着面を荒らし、接着し直しました。


◆ フライトの感想

(離水)
少し速度が上がるとサイドのフロートで発生した波がプロペラに直撃!水しぶきをあげて、スローダウン。・・・この繰り返し・・・

⇒ 機体を水平に保ち、徐々に加速する。 といっても、難しいです。 機体が傾く方向と逆方向にラダー(水中舵)をあて、旋回させながら加速していく。 フロート底部がV字型になっているので、ラダーをあてた方向に傾きます。 プレーニング状態に入ればエルロンも効きますが、それまでが苦労します。

(上空飛行)
飛行性能は、良いとはいえません。
直進性が悪く、ロール軸方向に不安定。 多少浮きにくい。
ロール、ループ、背面での8の字旋回飛行、全てできましたが、良いとはいえません。特にロールは、修正舵を入れるほど、ひどくあばれます。一定の速度で回転せず、「ひっくり返る」感じになります。

⇒ スケール感を楽しむ機体です。

(着水)
跳ねます。

⇒ 跳ねやすいことは事実ですが、操縦技術を向上させる。


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2012年08月16日 11:51に投稿されたエントリーのページです。

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